暖かい日が続き、「そろそろ渓流行けそうかな」といつもの谷に出かけてきました。
ここのところずいぶん暖かい日が続いていたため、すでに山に雪はありません。昨年は日陰には雪がしっかり残っていましたが、今年は全く見かけません。ただしばらく雨が降っていないため、川は渇水状態。苦戦が予想されます。
9時頃から歩き始め、ポイントを目指します。歩いていると真新しいクラッカーが落ちています。クマよけに使ったのでしょう。ゴミは拾っておいてほしいものです。
川に下りると、最初のうちしばらくはキャスティングとトゥイッチングの感覚を取り戻すつもりであちこち適当に撃っていきます。ところがチェイスなし。う~ん、いつもならこの時点ですぐにチェイスが確認できて釣れちゃうもんなのですが…
そしていよいよ尺イワナの実績ポイントに到着。少し離れたところから倒木際を狙います。まあまあのところにキャストが決まりました。「さあ来い」とトィッチをかけますが、反応がありません。「あれー?」いつもならうまく攻めれば数匹連発することもあるポイントなのに。
3投ほどして反応がないので、立ち位置を少し変えて倒木際を平行に引ける位置からアプローチしてみます。その1投目、流れが倒木の下へ入っていく微妙な位置に着水。少し沈めて軽くトゥイッチ。すると倒木の下から大物が飛び出してきてアタック! きつめに締めてあるドラグがジリジリと鳴り、緊張のやり取り。軽く尺はあります。ところが浅瀬まで寄せてきて、さあネットインというところでフックが外れます。大慌てで掬おうとしましたがミス。魚は一目散に逃げていきました。やっちまった~。がっかりです。
大物をばらしてしまったショックを引きずったまま川を釣り上がります。たまに小型のアマゴのチェイスはありますが、なかなか食いません。反応が悪すぎます。
さらに釣り上がっていくと、川原に焚火をした跡を見つけました。けっこう新しそうです。注意して見ていると、新しい足跡もところどころで見つかります。「先行者あり?」でも今更引き返すわけにもいかず、そのまま釣り上がります。
1時間ほど経った頃、ようやく1匹目をキャッチ。まあまあサイズのイワナです。28cmでした。
その後はスローペースながらもアマゴ・イワナを追加していきます。
そして以前35cmの大物を仕留めたポイント。その時と全く同じ場所、同じパターンでヒット! 落ちパクです。「尺いったか」と思いましたが、29cm。
しかしその後の大物ポイントではミス連発。せっかく掛けてもばらしてしまったり、そもそもキャストミスで魚を引き出せなかったり。いいところがありません。
最上流部まで達したところで釣果は15匹。こんなに釣れなかったのは初めてです。時間はまだ少しあるので、小さな沢に入ってみることにします。
沢の入り口に到着し、釣り再開。すると最初のポイントでいきなりヒット! まずまずのイワナです。
その後は今までの不調が嘘のように好反応が続きます。アマゴまじりで次々に釣れてくれます。
ちょっと水深のある落ち込みでヒット! 「まあまあいいサイズだな」と思っていましたが、意外に長いような気がして測ってみると30.3cm。ジャスト尺です。なんとか尺イワナをゲットして満足。
その後は時計を見て終了時間までに30匹を目指すことにします。ポイントごとに反応はあるので確実にそれを仕留めていきます。この目標も4時半頃にクリアでき終了。1匹目をばらしたことが悔やまれますが、渓流シーズンまずまずのスタートを切ることができました。
今回活躍したルアーたち: エデン45SS、エデン45S、流芯43HW、バフェットS43、アレキサンドラ43FS、メテオーラ45
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