8/3 渓流ベイトフィネス第2回戦 ~長良川水系~ Lesson 43

Angler

2021年08月04日 11:44

今回は狭い沢でもベイトでいけるのかを確かめるために沢を登るつもりで出かけてきました。

名古屋を7時過ぎに出発し現地を目指します。

現地に着くと幸い先行者はいません。小雨の中準備をします。

準備完了。林道を歩いて上流へ。

いつものところから入渓。先発は水深のない沢の小さなポイントで使いやすそうなシルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS。ベイトでも投げられる重さでよく動いてくれます。

すぐに1匹目がヒット! かわいいイワナです。


その後もしばらく使い続けましたが、私の腕ではコントロールがいまいち定まりません。チャラ瀬にも魚はいっぱい出ていて、根掛かりを外そうと歩いていくたびに魚たちが逃げまどいます。こんなにいるのにミスキャストばかりで数が伸びません。




途中で小さな沢に入ってみますが、水が少なすぎて釣りづらいのと、渓流ベイト初心者の私では狙ったピンスポットになかなか入らず大苦戦。すぐに諦めて本流に戻ります。

雨が降っているせいかやたらとガマガエルを見かけます。


初めて使ったシルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SSはなかなか良かったのですが、困ったことも。フック同士が干渉しないようにと極小のスプリットリングが使われていてフック交換がたいへん。私は道具を使わず素手でフック交換していることもあってこれには困りました。フックサイズを小さくしてスプリットリングのサイズを大きいものにかえてみようと思います。

フック交換がたいへんだったのともう少し重いルアーの方が投げやすそうなので、流芯43HWやシルバークリークミノー44Sを使ってみます。するとキャスティング精度が向上。いいペースで釣れるようになってきました。



対岸すれすれにキャストするとナイスサイズのイワナがヒットしましたが、ばれてしまいました。残念。



ベイトのメリットは距離の調整がしやすいことと、低弾道のライナーで投げやすいので覆いかぶさった木の下へ入れやすいこと。慣れてキャスティング精度が上がればもっと釣れそうです。

瀬からは24.5cmのかっこいいアマゴ。


その後、30年以上渓流釣りをしてきて初めての事件(事故)に遭遇。なんと! 落石の直撃を受けました。ガラガラッと音がした直後に突き飛ばされるようなショック。幸い背中だったのでたいしたことはありませんでしたが、怖い怖い。


「尺いったか」と思った魚は29cmの泣き尺。川をまたぐように倒れた木の下から出てきました。



川はクモの巣だらけ。クモの巣がラインにくっついてだまになるたびにリーダーを結び直します。ちょっと面倒ですが、仕方ありません。

雨は降ったり止んだり。雨が止むとアブの活動が活発になります。こいつらが出てくると渓流から足が遠のきます。

上流へ行くほど魚の反応が良くなってきます。チェイスが丸見えなのでドキドキ。


そしてついに31cmの尺イワナをキャッチ。最初にチェイスしたのが見えたので、少し粘っていたら釣れました。


最後のポイント。2本の沢が合流して流れの緩やかな大場所になっています。距離をとって狙います。ルアーをメテオーラ45にチェンジし遠投。すると落ちパクでヒットしましたが掛からず。2投目、引き波を立ててチェイス。ヒット! しかしうまくかかりませんでした。「まだチャンスはあるはず」ともう一度。ついに掛けました。ドバドバッと大暴れ。間違いなく大物です。ランディング態勢に入ろうと魚に近づこうとしたとき、「あっ」ばれてしまいました。ショックです。しかもラインがルアーにぐちゃぐちゃに絡まり修復不能。

もう終わりにすればよかったのですが、慌ててリーダーを結び直し、キャスト。いいところに落ちたと思ったのですが、水中にある木の根っこに引っかかってしまい終了。

前半は不調でしたが、後半に盛り返し合計釣果は42匹。単独の渓流釣行はしばらくお休みにするつもりです。

今回活躍したルアーたち: シルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS、シルバークリークミノー44S・50S、流芯43HW



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